2015年7月31日金曜日

キュー王立植物園

昨日、秋田千秋美術館で開催されているキュー王立植物園(世界遺産)の所蔵する17世紀から現代までの植物画のコレクションや自然や植物をモチーフにした工芸作品を見てきた。

入り口

まだ写真がなかったイギリス大航海時代に植物学者たちが画家たちに植物を緻密に原寸大で描かせて本国に送らせたと言われる。それが家具や食器、服飾などに影響を与えたというのもうなずける。イングリッシュガーデンや植物園に関わった人物の中にはジョサイア・ウエッジウッドやその孫であの進化論で有名なダーウィン、キャプテンクック、モリス、ワットなど当時の冒険家や発明家、芸術家、文化人が多く参加していることに驚いた!

キバンジロウというモモ科の植物やダリアが描かれた絵葉書を購入

色彩の美しさや細部にわたって緻密にしかもどれも魅力的に描かれていた。ティーセミナーが満席で参加できなかったのは残念だったけれど、美しいものを見て癒されて多くのことを知った実りある1日だった。

美術館を出たところで、どこかで?見たことのある人がこちらに向かって歩いくる。教会のオルガニストの T さんだった。2ヶ月に一度アトリオンで開かれているパイプオルガンの講座に通っているのは聞いていたが、偶然会っておたがいびっくり〜!1時間以上も路上で立ち話をしてしまった。こんなんだったらどっか喫茶店にでも入ってゆっくり話せばよかった。帰りは西武の地下でお決まりの稲庭うどん「鳥海」を頂き、最終新幹線で無事帰宅。f さんごちそうま!二人ともげんきでよかったよかった!

キュー王立植物園
Webからお借りしました。













作ったピクルス持っていくのを忘れちゃったから
あとで送るねー。

2015年7月26日日曜日

初めてのレコード

梅雨明け前なのにこの猛暑。そこへきてこのところずっと胃のもたれと食べ物が詰まった感じがとれないし、左指の関節からくる肘の痛み、前に痛めた右肩もちょっとした油断から再び上がらなくなった。とりあえず今週は胃を診てもらいに行こうかな。

アントニオ・ヤニグロ演奏のチェロ小品集(録音:1961年、ウィーン、バウムガルテンホール)
本調子ではないので、終日 CDを聴いたり本を読んだりして静かに過ごした。

高校時代ピアノ科からチェロ科に転科したとき、初めて買ったレコードがアントニオ・ヤニグロの小品集だった。その後引っ越したりしてレコードが何処かにいってしまい、諦めていたら、しばらくして偶然 レコードと同じジャケットで売られていた CDを見つけた。懐かしさとその音色が聴きたくて手に入れた思い出の曲集。

ミラノ生まれのヤニグロはヴァイオリニストの母と第一次世界大戦で左腕をダメにするまでピアニストとして活躍していた父との間に生まれたサラブレッド。6歳でチェロを始め、11歳のときにカザルスに ” 発見 ” され16歳でパリのエコール・ノルマルに入った。その当時の音楽院にはカザルス、ティボー、コルトーの有名なトリオやナディア・ブーランジェ、ヴァイオリニストのエネスコなどそうそうたる教授陣が名を連ねていた。

ヤニグロの魅力は何と言っても芯のある温かい音色、テクニックを感じさせない自然な表現力。このアルバムの中でも特に好きなのはポッパーの「村の歌」 のどかな村の情景が目に浮かぶような歌い方は絶品!私の大切なCDの一枚だ。ん〜!やっぱりいいなー!



最近観た映画「ディオールと私」の話を友達にしたら『この本面白いわよ』と貸してくれた 本 。あまり裕福ではない一人暮らしのイギリス人のおばさんがパリのディオール本店まで行って洋服を仕立ててもらうお話。読みやすくてとても面白い!でも今日はちょっと疲れたから、 残り半分は明日にしましょう!

2015年7月25日土曜日

荒れ放題

そろそろ草むしりをしなくちゃと思っているのだけれど、暑い、雨降り、コンサートの疲れが残っているなど、いろいろ言い訳しては庭仕事をサボっている。なのでこの荒れ放題の庭を見て見ぬふりをして過ごしていたけれど、さすがになんとかしないとあちこちに蜘蛛の巣が張ってるし、いろんな虫も出てくるし、見た目も悪い。梅雨前に一度草むしりをして以来だから、一ヶ月は経つかしら? いくらなんでもきれいにしないとね。

裏庭
レンガの通り道も見えないほど草が生い茂っている。

雨降りの日はソファの背もたれに足をもたげて
仰向けで寝て過ごすのが一番!  幸せだなー


2015年7月24日金曜日

ムースとブランマンジェ

今月のお菓子教室は夏向きの冷たいデザートを教えていただいた。

小豆がアクセントの抹茶のムース

ココナッツのブランマンジジェ
ココナッツミルクは油分の少ないマレーシア産を使用

おしゃべりばかりしてしまって私は混ぜるだけ、トッピングするだけで
ほとんど先生が作ってしまった。

ミケッレさんが勤続◯◯年のお祝いで頂いていたJTBの旅行券を、秋に計画しているオーストリア旅行のホテル代にあてることにした。すでにマイレージで航空チケットの予約はしてあるし、昨日、希望のホテル確約の返事が届いたので、いよいよ具体的に計画を立てようと思う。今回はミケッレさんについて行くので、かなりマニアックな旅になるでしょう。

2015年7月23日木曜日

BIRTHDAY


昨日は m さんの誕生日

グリンピースの冷製ポタージュ、ヒレ肉のぶどうカルバドスソース、
カニの冷製パスタ、自分の誕生日だけど作らせて!とmさんお手製のティラミス


m さんが生まれた時、母から栗虫 みたいに (たとえがなんとも)顔がまん丸だからと、
”まるまるちゃん”と呼ばれていた。

mさんが2歳の頃、当時住んでいたマンションのそばの公園でのこと。小枝を拾ってきて地面にお絵描きを始めた m さん。そのうち『お母さんもこれで描いて』と言ってあたりに落ちていた” 小枝 ”を私に渡してくれた。よく見るとまっすぐに干からびた ”ミミズ ” だった!
mさんに『ねえ、これカラカラに乾いたミミズさんだよ』と言っても、小枝にしか見えなかったのか『ミミズじゃないからこれで描いて』と言い張る。どうしても自分の拾った” 小枝 ”で描いて欲しかったのでしょう。そんなこともあったわね。

2015年7月21日火曜日

ディルの香り

ディル


料理用としてではなく香りを楽しむために毎年植えている
ハーブの「ディル」
甘く爽やかな香りが大好き!
鎮静効果や安眠効果もあるらしい。








2015年7月19日日曜日

贅沢な時間


日曜の朝6時、ミケッレさんも m さんもまだ眠っている。

インターネットラジオのボサノヴァ・ブレックファートを聴きながら
MAC に向かい、去年パリで買ってきた「ラデュレ」の紅茶を飲みながら
久しぶりにのんびり過ごす朝のひととき。


 綺麗な水色の箱に入ったラデュレの「Eugenie tea」ユージンは、
ラズベリーの甘い香りがして、とても飲みやすい紅茶だった。
95℃ で5分と書かれていたけれど、ここは軟水だから
試しに3分で入れてみたらちょうど良かった。

蒸らして待っている時間も楽しい!


午後

一年後を楽しみにして
近所のスーパーの産直コーナーで見つけた南高梅で梅酒を作った。



コンサートが終わったら頂こうと思って取っておいた越前ガニ
美味しくてあっという間に食べちゃいました!




2015年7月17日金曜日

心地よい疲れ

チャイコフスキーの「フィレンツェ」に決まってから、いつものように練習をし、地元のメンバーとの定期的な合わせをしていた。モーツァルトの「アイネク、、」はなんども弾いているので、ボーイングを変えた箇所をおさらいして、何度か通し練習するだけの準備で良かったけれど、フィレンツェはやればやるほど曲の難しさが見えてきて、いよいよコンサートが近づいてきたら今まで感じたことのないような焦りがでてきた。

フィレンツェのリハーサル

とりあえず庭仕事はお休み、家事も m さんにほとんど任せ、練習に集中出来るようになるべく予定入れないで、気持ちに余裕をもてるような時間を作った。

自分の子供と同世代の人たちとのただ一度の練習も始めのうちは、こちらの気持ちが勝っていたのに、彼等の対応能力やパワーに圧倒されっぱなし。そのうちまぁ年齢が年齢だからね、それなりについて行ければいいかなと消極的な気持ちになったりもした。このころは夜の寝つきも悪くて、夜中に何度も目が覚めたり、チェロの試験曲が試験当日になっても弾けていない夢を見たり、朝は5時前には目が覚めてしまって、寝不足の日が続いた。


フィレンツェの難しさは技術的なことだけではなく、畳み掛けるような怒涛のテンポ感と展開の早さ、それについていけるだけの体力と集中力が必要になってくる。チャイコフスキーの室内楽曲の集大成とも言えるこの曲の凄さを感じた。


たくさんのきれいなお花やお菓子を頂いた。


終わってみると自分では出来る限りのことやったという自信のようなものはあったし、指揮者やこのメンバーとの関わりで得るものも多くあった。そして、その中に入れてもらって演奏できたことの幸せを感じ、充実した いい時間を過ごせたと思っている。




ベッドサイドのテーブルにも、、、
ありがとう!
m さんもお手伝いありがとうね!

2015年7月14日火曜日

練習の合間

今日も最高気温32度の予報。少しはクーラーを入れるけれど、ずっとつけたままで練習するのはあまり好きじゃない。なるべく薄着で汗をかいてもあまり気にならない楽な格好で、、、そうなるとすごい格好になってくる。短パンに大きめのTシャツ、首にはタオルを巻き、髪が顔につかないように m さんのカチューシャをして、冷えたペットボトルのミネラル水を補給しながらの練習。こんな姿は誰にも見せられな〜。ステージでは皆綺麗なドレス姿だけれど、それまでの「舞台ウラ」はけっして綺麗でもなんでもない肉体労働者なのだ。

練習の合間に「ロ◯ト」で買ってきたタコの形の頭皮つぼマッサージ
これがなかなかいい!カチカチになった頭皮を刺激して
血行や首のコリも解消。

庭から摘んできた二番花のローズマリー
フルーツティーのような香りに癒されて

昨晩、亡き義母のお茶のお弟子さんだった方から
『コンサート楽しみにしてます。』って嬉しい電話があった。
m さんがたまにお運びのお手伝いをしていた幼い頃、
お茶会でよく面倒見てくださった S さん。アリガトウゴザイマス。

気分がすっきりしたところで、さぁ気合いを入れて、練習する

2015年7月10日金曜日

ふわっふわ



友人のご主人が作られた抹茶のシフォンケーキ
フワッフワで口当たりが良くてとても美味しい!
冷えた緑茶をワイングラスに入れてちょっとオシャレなティータイム
こんなに本格的なケーキを作るご主人にびっくり〜!
美味しくいただきました。ご馳走さま。


2015年7月9日木曜日

映画

楽しみにしていた映画「ディオールと私」を観てきた。メンズブランド、ジル・サンダーのデザイナーだったベルギー人のラフ・シモンズが新たにディオールに起用された。世界中のメディアやファッション関係者たちの期待感、長年働いているスタッフや経験豊かなお針子さんたちとのやりとり、そしてディオールというブランドの重圧。特に印象的だったのは、新作発表の日、壁一面色とりどりの花で埋め尽くされた会場で繰り広げられるオートクチュールショーの息をのむほど美しい映像。見応え充分のドキュメンタリー映画だった



2015年7月4日土曜日

紫陽花の季節



真っ白になったアナベル

地植えにしたら巨大化したカシワバアジサイ

ホワイトスノーボールだったかな?名前忘れちゃった。

2015年7月3日金曜日

今が一番!

昨日、眼科で順番待ちをしていた時、隣に座っていた年配の女性から、住んでいるところや年齢など、なんでもストレートに聞かれて困惑した。でも、最後に『いいね〜!” 若くもなく ” 、お年寄りでもなく、今が一番いい時なんだよね。』って言われた時の実感のこもった言葉に、なぜだか急に嬉しくなった。充実した年代ということなんでしょう。この女性の生きてきた様々な経験から出た言葉なんだろうなって、、、。                                                                                                                                          元気をもらえた言葉だった。

 ブルーの星形をしたハーブのボリジをおなじブルーのコップに挿して

そっくり〜!

7月1日
『トムくんに??、、』と言って親戚の M さんから頂いた。
『ん?』何かしら?そう思って帰宅して包みを開けてびっくり〜!

『わー、トムくん!』mさんと思わず声を上げた!
水仙の植え込みから顔を覗かせているトムくんそっくりの
ネコちゃんが描かれたマグカップだった。嬉しい!
ありがとう !

M さんオススメの京橋にあるフランチレストランでの美味しいランチ。
オードブルの量がちょっと多いわね、なんて勝手なことを言いながら
1年ぶりの再会に尽きないおしゃべり。
家族の無事を確認したり、幼いころの懐かしい話、仲良しだった従姉妹どうしの母たちのことやあれこれ近況を話し、楽しいひとときはあっという間に過ぎた。


webからお借りしました。



宮脇賣扇庵までのタクシーの中では、都電が走っていた時代のこと、
母たちが好きだった和装小物やバッグの白牡丹も随分前に消えてしまった
そんな話をしながら、どんどん変わっていく銀座の街並みに少し寂しい気がした。
(まあ、そんな年齢になってきたということかな?)

京都に本店のある宮脇賣扇庵の銀座店におつき合いしてもらいお買い物。
品揃えでは本店には及ばないけれどせっかくなので、
その中から京都らしい山鉾の描かれた夏用センスを選んだら
お店の方にちょうど今日から祇園祭ですよ、のお話に迷わず購入。
今年の夏はこの扇子をバッグに忍ばせて楽しみましょう。

楽しい楽しい時間は瞬く間に過ぎ、次またいつ会えるかしらねと再会を願って
別れた。その後、銀座ヤマハで楽譜コーナーをちょっと覗き、夕方の新幹線で無事帰宅。
充電の一日だった。


2015年7月2日木曜日

リセットしに

6月30日

2年ぶりに訪れた長谷
横浜に住む友人と海辺のレストランでゆっくり過ごす。


心地よい風とともに磯の香りがここまで香ってくる。何度か訪れたこのお店で、初めてカウンター席の窓が全開になっていて、目の前の海がより近くに感じる。目的の長谷寺は人で溢れていて、ゆっくり観音様を拝観、、、なんて気分にはなれなかったけれど、この大好きな「CO◯MO」でゆっくり時間を過ごすことができて、いい気分転換になった。この湘南の景色と潮の香りをご馳走にヨットやサーフィンを楽しむ人、犬と戯れる人、浜辺ではしゃぐ子供達をのんびり眺めながら過ごす。なんて贅沢なひとときでしょう!来て良かった。