2013年8月30日金曜日

夕焼け


2階の窓から

曇り空のせいか久しぶりに涼しい思い。朝晩も過ごしやすくなってやっと熟睡できるようになったし、夏の疲れも取れるかな?そして明日で8月も終わり、、、。

そういえば今月初め、f さんの誘いで大相撲地方巡業を見に行ったことを思い出した。ついこの間だったのに、ずいぶん前の事のような気がする。相撲は好きでよく見る方だけれど実際まじかに見るのは初めてだった。
複雑なリズムの連続、スゴいなー

初っ切りもまるで漫才を見ているみたいに面白かったし、相撲甚句も皆さん素晴らしくて中にはオペラ歌手のような声をもったお相撲さんもいた。お相撲さんて声のいい人が多いのですね。なかでも客寄せのやぐら太鼓はかっこ良かった!バチでたたく小気味よい太鼓の音、好きだなーあの音!スカッとする。
迎えの車を待って

そして何と言っても一番力の入った白鳳と日馬富士の取り組みがよかった。残念ながら日馬富士は負けてしまったけれど、あの小さな身体で白鳳にぶつかって行く姿にはとても感動したし、f さんと幕の内弁当を頂きながらの観戦は楽しいものだった。いつか両国国技館に行ってみたいなー。
庭のバラをつんで k さん宅へ遊びに。

2013年8月28日水曜日

堪能

前に頂いてとっておいたシャンパンを開けた。


サーモンと野菜のテリーヌ&オリーブパン
生ハムとキウイをスナックカップにのせたオードブル
そして辛口のシャンパンを堪能
この日は m さんの当番でココナッツが効いた
タイカレー&カボチャのサラダ
ごちそうさま!

サマースノー

2013年8月26日月曜日

旅のお話(8)

6時半起床。楽しい旅もまたたく間に過ぎてしまった。ホテルでの最後の朝食を済ませ、忘れ物がないか部屋の中を点検し終え、空港までのタクシーを頼んだ。
ステキなシャンデリア、色の変わる壁がオシャレな雰囲気の
ホテルのフロント

間もなく迎えのタクシーが来たので外へ出ると、『グット モーニング』と低音のいい声が聞こえた。大柄な黒人ドライバーだった。てきぱきとスーツケースを車に積み、出発!ドライバーは空港に着くまでの間、結構なスピードを出しながらずーっと携帯で話をしている。いつもなら携帯をかけながら運転なんてやめて欲しいところだが、エルビスの声を一音下げたくらいの心地よく響くセクシーボイス、癒しの音楽を聴いているような素敵な声に、この時ばかりは『いいよ、いいよーずっと話してても!なんならまた戻ってもいいですよー!』というくらい、いい声だったのだ。

こんな時にかぎって?渋滞もなくスムースに予定よりも早く着いてしまうもの。いいんだけれど、、、。あきれ顔のミケッレさん、『いい声ね』という私に『静かに!』という顔の m さん。これから帰国というちょっと寂しい気分のはずが、最後のこのラッキーな出来事にしばらくその声の余韻に浸る事ができたのだ。

そんなこんなでスキポール11時発のフランクフルト行きの便に乗り込んだ。フランクフルトからの成田便は並びの席が取れなくて3人バラバラだった。
さようなら、オランダ、ベルギー
今回は成田から国内線に乗り換えてそこから新幹線を使った。成田ー東京間の移動が疲れるし、スカイライナーを使わない分早く帰ってくる事ができた。国内線との時間さえ合えば、この方が無駄がないような気がする。
成田到着後国内線に移動するだけなのでとてもラク
何より空いているし

今回、初めての国でそれぞれが訪れたい希望の場所を入れたら、結局はあちこち電車での移動が多い旅となったが、改めてこうして訪ねたところを辿ってみると随分とわがままに自由にあちこち回って来たと思う。お天気にも恵まれ、本当に充実した実り多き旅だった。ミケッレさんに感謝。












ありがとう!



2013年8月24日土曜日

旅のお話(7)

旅の最終日、晴天。この日はベギン会修道院やハウスボート見学する他はゆっくり街を散策。ホテルから近い運河を渡ると広場の噴水や大きな木の下に広がるカフェテラスに出た。爽やかな風に揺れるこの木の下でランチをしましょうとまずはお昼の場所が決まったところで、とりあえずその先の通りをのんびりと歩く。

お昼はこのカフェに戻ってサンドイッチ&ハイネケンを


画廊やデルフト焼きのみやげ物屋さん、パン屋さん、アンティークなど小さなお店が軒を連ねる商店街をぶらぶらとウィンドウショッピング


古本マーケットで見つけたアムステルダムの水彩画
上の写真と似ている?
この道でいいのかな?

2つ目の橋を渡り、ベギン会修道院を目指して歩くがなかなか入り口が分からない。少し戻って、通りからはずれた小路に入ってみたら目立たない小さな修道院の入り口をやっと見つけた。短い屋根付きの入り口をぬけると、外の賑わいがうそのように静まり返った修道院の中庭に出た。この女子修道院の庭には美しい花が咲き乱れ、芝生の中心にはキリストやマリア様の象がひっそり立っていて、観光客も私たちの他には数人いるだけ。少しのあいだ散策したり、石に腰掛けたりして静かな時間を過ごした。ここだけ異空間。

ベギン会修道院の中庭

修道院の中庭に咲く花

16世紀からある修道院と住宅

夏の間だけ公開のハウスボート

ハウスボートの中の居間
シャワーやバスタブもついていて快適そう

日本では見た事がない平べったい桃や水は水でも美味しそうなライム水



こんなような絵どっかで見たような、、、。
タンタン?
ん?よーく見ると木の枝に!
ユーモアがあるなー

最後に出会ったルビー色のこの器
何を入れようかしら?

この日も夕飯はルームサービスを頼んでゆっくり部屋で過ごした。翌日は午前中の便に乗るので皆それぞれ荷物を整理して早めに就寝。














やっぱり美味しい!

楽器の調整のあいだに自由が丘へ。いつものお蕎麦屋さんで決まって頂く
” 鴨せいろ蕎麦 ”ゆずが利いてて、本当に美味しい!
そしてかならず買って帰るパリ・○ヴェイユのパン。
オレンジジュース、アイスミルクティとこのパンだけで頂く朝食。
つべこべ言わなくても食べれば分かる本当に美味しいパン!

 
リーフ模様の美しいこのアップルパイは
売り切れだった。(webからお借りしました)
残念!
次はいつ行けるかな?


2013年8月21日水曜日

旅のお話(6)

楽しい旅もあと2日、そろそろ終盤を迎える。この日は鉄道博物館を見学するためアムステルダム中央駅から電車で30分のユトレヒトへ向かった。この日も快晴。本当にお天気には恵まれている。

アムステルダム中央駅は東京駅のモデルになった駅。
案内表示にはオランダならではの船のマークが IC(国鉄)で無事にユトレヒトに到着。

ユトレヒト駅から旧マリンバーン駅鉄道博物館行きの特別列車に乗った。しばらくして運転手さんが子供達に運転台を見せるため、子供達を集めていた。幼く見えたらしい m さんも誘われ、小さい子供達と一緒に連れて行かれてしまった。
m さんが行ったあとミケッレさんと笑ってしまった。
その後、鉄道鉄ちゃんのミケッレさんとしては羨ましがる事しきり。
そして、面白い体験をした m さんの撮った貴重なショット!

運転席

鉄道博物館前

オリエント急行の食堂車は外から中をのぞくだけ
19世紀後半、紳士淑女が車窓の景色を楽しみながら、
この食堂車できっと優雅に食事をしたのでしょうね。
旧マリンバーン駅舎内、豪華な待合室やオリエント急行列車
鉄道博物館からブラブラ歩いてユトレヒト旧市街へ。昔、城壁を囲む塀を運河にしたこの街はコンパクトで歩きやすい。街の中を歩いて感じた事はドム教会のほかに高い建物がないので街も明るいし、常に広い空を感じながら歩けるのがとても気持ちよかった。外からの人間をいつでも受け入れてくれるような、開放的で庶民的な雰囲気のする素敵な街だった。今回の旅で私はここユトレヒトがいちばん好きな街になった。

どこを撮っても絵になる素敵な街だった。学生の街とあって若い人が目立つ。

運河沿いのレストランで一休み、またまたビールでのどを潤して!
みんなのんびり生活を楽しんでいる感じ。気持ちにゆとりがあるのでしょうね。

ユトレヒトの街でひときわ目立つ大聖堂。ドム教会のパイプオルガン素敵だったな!
練習中のコーラスの方達の声が石造りの教会に美しく響いていた。

夜は楽しみにしていたコンセルトヘボーでのコンサートへ出掛けた。
ベートーヴェンの5番のシンフォニーをノンビブラートで聴いたのは初めて。
これはこれでなかなか魅力的。ヴィブラートをかけないで演奏するのは音程のごまかしがきかないので、そのオケのレベルがわかってしまうからこわいけれど、このオケはとてもスッキリしていて気持ちのよい演奏だった。

ドヴォルザークのチェロコンチェルトもまた興味深い演奏だった。
チェロはガット弦を使用しているのか、そんなに音量はなかったけれど
とても柔らかで温かい、そして一昨日聴いたチェロの音色に似てやはりマットな音色だった。聴いた場所にもよるかも知れないけれど、ところどころオケの音がチェロにかぶさって聴こえる。だけれど、ここは古楽器の国と思えば納得。
ベートーヴェンの奏法もそうだし、チェロコンチェルトもソロを浮き立たせる
というよりはあまりオケも遠慮しないである意味ソロと対等な関係。
また、今までずっと良いと思っていた弦の音色にたいしての考えが変わってしまった。
こんな音色もありあり!頑固者の私がこういう音色をすんなり受け入れられたことにも
自分自身驚いている!貴重な体験だった。聴いて良かった!
そして何より聴衆の温かい拍手!どっかの国と違って批評するのではなく純粋に楽しんでいるのが感じられる良い演奏会だった。


始まる前、雰囲気のある素晴らしいホールだった

座った席

 終わってすぐにスタンディングオーベーション


オーケストラの楽器運搬車
コンセルトヘボー入り口

帰り道、外はまだ明るかった。
ユトレヒトの街中にあるオルゴール博物館も見応えがあった。
とくにスタインウェイの自動演奏ピアノはビックリするほどいい音だった!

2013年8月18日日曜日

すこしずつ

梅雨明けに庭の草むしりをするつもりだったけれど、暑いのと旅の疲れもあって、やっと数日前から庭に出ている。ずっと気になっていて庭を見るのも怖いくらい、いつの間にかジャングル化してしまっていた。

今朝も草むしりをしていると、時々顔を見せるノラネコのトム君が雑草を取り終えたばかりの大事にしているバラの根元に来て、ン?かっこうが変!前足で土を掻いてしゃがみはじめた!『ワーだめだめ!』と怒ってみたところで事が済むまでどけるわけがない!もしかしたら今までも、、、?何かいい方法を考えなければ。

手すりの間から枝をのばしていたクレマチスが
ひっそり咲いていた。
朝はいくらか涼しいと言っても30分もすれば汗びっしょりになる。大きいゴミ袋に毎日一袋。すこしずつだけれど庭がきれいになっていくのを眺めるのは楽しいものだ。やる事が山ほどあるけれど、ひとつずつ片付けていくと気分もいい、もう少し頑張ろう!

2013年8月16日金曜日

旅のお話(5)

前の晩ぐっすり寝たので、疲れもとれ、3人とも快調。前日の夕方、アムステルダムに入ったので、この日はとりあえずあまり遠くへ行かず、ホテル界隈をゆっくり観光することにした。

カッテンカビネット(猫の博物館)、ファン・ローン家博物館、国立ミュージアム、ゴッホ美術館など。外へ出るとまず自転車の多さにびっくり!!!この国の移動手段は圧倒的に自転車が多い。そのせいか空気が澄んでいてきれい。エコな国〜。

歩道と自転車道がフラットで白線の境が引かれているだけなので、あたりに気を取られて自転車道を歩いたりしていると、後ろから結構な勢いでビュンビュン飛ばして通り過ぎて行く。何度も、『どいてどいて!』かどうかわからないけれど、後ろから声がとんでくる。

トラム、バス、車、自転車、歩行者、いやはや外に出たら常にあたりに気をつけながら歩かなければならない。「町のネズミと田舎のネズミ 」の話の田舎のネズミ状態!慣れているとはいえ、この国に住む人の運動神経はスゴい。

アムステルダムの街の風景 橋を渡るトラムが見える

アンティークを見て歩く このハンドカットのサラダボール思い切って買えばよかった!
苺を山盛りにして入れたらピッタリのかんじ。 悔やまれる!

楽しいショーウインドウ
まるで静物画のようなディスプレイ や
この国ならではの ハーリング(にしんの酢漬け)を食べる人のブロンズの置物
オシャレな街角の階段の手すりやユニークな仕切り

いい眺め!

オランダの名家で東インド会社の設立に関わったファン・ローン家を見学
中に入ると別世界
ドレスの襟に付いていたのかしら?こんなに緻密なレースは見たことがないほど素晴らしかった。
この可愛らしい少女はファン・ローンの子供?

入り口を入ると3階まで吹き抜けの階段があり、ある部屋には
隠し扉があったり、豪華なシャンデリアや家具類、贅を尽くした
生活の様子がうかがえる。裏庭にはバラ園や馬小屋もあった。

地下の台所
壁一面に張られたデルフトタイルは素敵だった!
料理人もこんな台所だったら、食事を作るのも
苦にならなかったじゃないかしら?
カッテンカビネット(猫の博物館)界隈。僕のあとについて来てね!と
案内してくれた猫ちゃん。モザイク模様の洗練されたビルや美しい運河沿いの景色
国立ミュージアム
約10年の改修を終えて今年4月にグランドオープンした。
特にレンブラントの「夜警」はその画の迫力に圧倒された。
ここだけが黒山の人だかりができていた。
ほかに1600年代の見事なドールハウスやデルフト焼きのティーセットや花瓶など
楽しい展示もあって面白かった。

ゴッホミュージアム
 ゴッホの使っていた絵の具とパレット
ある時期から作風が変わっていったゴッホの画
有名なひまわりのようなタッチの画からは想像できないような初期の作品がみられて
とても興味深かった。
両岸の大きな木々が木陰をつくりロマンティックな雰囲気!
初めてのオランダは街に活気があって、開放的な明るい印象。
家の中から運河が眺められるなんて、ここに生活している人たちは
この河を見てきっと癒されているんでしょうね。なにか心のゆとりを感じた。
この日の夕食はルームサービスを頼んで部屋でゆっくりと、、、。
そうそう、ホテルのバスタブは普通サイズで ホッ