2013年4月30日火曜日

お福分け


春の味覚の王様、京都の筍を頂いた。
さっそく柔らかいところを”お刺身”で。美味しい!!!
明日は筍ご飯にしようかしら、、、。

ん〜!美味しい! 


kさんご馳走様!

2013年4月29日月曜日

あいた!

早いものでこの家に住んで、ほぼ20年になる。
この家を建てる時、子供達が巣立っていったあとに部屋をくりぬいて
続きの部屋にできるようにしていた。それが思いのほか早くなった。

朝から工事が入り〜、あっという間に開いた! 

m さんは和室が落ち着くと言って移動したし、f さんは年に数度帰省するだけ。
結局、子供達の部屋は使われないままになっていたので、
一昨年、片方の部屋をレッスン室としてリフォーム。
今回いよいよくり抜いて続きの部屋にして、ホームコンサートしたり、
余暇時間を楽しめる部屋としても使えるようにリフォームする事にした。
もちろん、f さんが帰ってきた時にも使えるように。

m さんの部屋に回り縁のようにつけられた
昔のローラアシュレイの壁紙も見納め。
どんな雰囲気になるか楽しみ!


連日フレンチ

以前、通りがかりで見つけた素敵なレストラン。
そのときは、たまたま満席で入れなかった。
昨日、友人とふたたびこの街を訪れ、このレストランで食事をする事が出来た。
気取りのない、オシャレなフレンチレストランだった。

焼き加減、塩加減がちょうど良い真鯛のポアレ

カウンター席に座り、一段低い厨房で手際よく作られる様子を眺めながら、
次に出てくる料理が見える楽しさ。

 シェフとの会話も楽しい心地よいひととき。
丁寧でスマートな応対にも好感がもてた。
またチャンスがあったらぜひ訪ねたいレストラン。

お稽古用に求めた”お干菓子”
売茶翁にて








    

(restaurant  " miura ")

このメンバー(二人)の旅はいつも珍道中だ!
明るいうちに帰れて良かった。ホッ。
この街の桜はもう散っていた。

2013年4月27日土曜日

充実

連休だからといって特に予定を入れない。
いつも、自宅での〜んびり過ごすのが我が家流。たとえ日常の延長であっても、家族それぞれが思いのまま自由に過ごすのが、むしろ贅沢な時間の使い方と思っている。

きょうも朝のラジオ体操をし、朝からミケッレさんとインターネット配信、最新のベルリンフィルを聴く。ラトル指揮のベートーヴェンの”田園”が入っていた。
これがまた素晴らしく、いつも引き込まれてしまう。そしてハイリゲンシュタットにあるベートーヴェンが散歩していたベートーヴェンガング(小径)をおもいだしていた。妄想の世界に浸りきる。あの有名な旋律が生まれたのもわかる気がする。

ベートーヴェンガング

ふと、約60年前に録音された、父の持っていたLPレコードを思い出し、聴き比べてみたくなったので、レコードプレーヤーを居間に持ってきて聴いてみた。
たぶんSPからLPレコードに変わる頃で、マイクも恐らく一本で録音されたのかも知れないと思われるボヮ〜ンとした音に、懐かしさとレコード独特のあたたかい響きに聴き入ってしまった。このLP、なんとカルロス・クライバーの父であるエーリッヒ・クライバーの指揮によるコンセルトヘボウオーケストラの演奏だった。

いいなー!このジャケットの雰囲気。


録音状態が決して良いわけではない当時の録音だが、始めに聴いたベルリンフィルと比較しても全く遜色なく聴けるのがすごいと感じた。
良く耳を澄ませて聴くといろんな楽器の音が聞こえてきて、鳥肌もの!
感激のあまり、父の残したレコードをもっと聴きたくなって、レコードを保管している弟に連絡したつもりが、間違えて親友の家にかけてしまった。間違えついでにお互いの元気を確認し合い?近況を報告しあった。そうしてあっという間に午前中が過ぎてしまった。

(Restaurant  Chez  mura  bleu  Lis)

お昼は家族で最近オープンしたフレンチレストランへ出掛けた。予約なしだったが、運良く席が空いていた。個室も含め20人程度入れる小さなレストラン。ホテルニューオータニのレストランで25年腕を磨いてきたシェフが3月にオープン。おすすめのシャンパンを頂き、地元のおいしいパン、地産の旬の食材を使ったお料理。一番美味しかったのが、ガラスの皿に盛りつけられた一口サイズの苺のムース、マドレーヌ、クロカンブッシュのデザート。(カジュアル?フォーマル?コンセプトがわかるともっといいな。)また行ってみたいと思える気になるレストランだった。充実の一日だった。

2013年4月17日水曜日

ラジオ体操

冬の間に固まってしまった身体をほぐすつもりで始めたラジオ体操。
朝に身体を動かすと一日 調子がいいようだ。
身体のあちこちがゴリゴリいうけれど、
それできっと身体がほぐれているのでしょう。
今朝は民放を見ていて、気がついたらもう終わってしまっていた。
最近、ミケッレさんも一緒にするようになったのはいいけれど、

クリスマスローズ 
一重の原種

なんだかなんだか、テンポ感?がちょっと違うので、
お互い視角に入らないように体操している。吹き出しそうになるから。
無理なく続けましょう〜。
今日はモヤッとしたお天気のせいか、体操をしなかったせいか、
午前中は身体が重くてじっーとこたつに座ったまま。
殆ど動かず。午後になってやっと庭に出て枯れ草を袋につめたり、
すこし楽器を鳴らして過ごした。

今日ちょっとビックリした事があった。
新聞に大好きなトルコのピアニスト、ファジル・サイが
イスラム教を侮辱したとして禁錮10ヶ月、執行猶予5年の記事。
イスラム教をからかうような文章をツイッターに書き込んだらしい。
独特のテンポ感と枠にはまらない自由な演奏と音色に魅力があるピアニストだ。
また素晴らしい演奏が聴ける事を期待しよう。

FAZIL SAY Gershwin Bach Stravinsky
どちらも個性的で型破りな演奏。
そして純粋に楽しんで弾いているサイの表情がいい。

アイビーを入れようと思っていたのに、
野良ちゃんがちゃっかりお昼寝していた。
そっとしておいてあげましょうか。

きのうボストンでは爆破テロ事件もあったり、
特に多民族国家のアメリカは
宗教、文化、習慣の違う民族の集まりが、
まとまっていくのは難しい事だと思う。

20数年前、シカゴシンフォニーのオープニングコンサートでのこと。
オープニングで皆、ほぼブラックタイの正装だった。
夜会巻きで黒ラメドレスの淑女やタキシード姿の紳士たち
新聞記者までもが正装だった。
そしてコンサート直前、会場に集まった全員が立ち上がり、
アメリカ国歌を斉唱したのだ!初めての事で、鳥肌が立った事を思い出す。
素晴らしかった!

野球でもそうだけれどアメリカという国を統一するために国歌を歌うことで、民族や宗教を超え、気持ちをひとつにするという意味があるのかも知れない。

2013年4月15日月曜日

エコ

世の中には、○ト○や○ KE ○のようなお店がはびこっている。
もちろん否定はしないし、私もたまに買ったりするので強く言えた口ではないが、
ただ家の中をそんな雰囲気、一色にして生活するのは味気ないと思う。
だいいち個性が感じられない。

この椅子が売られていたアンティークショップの
店主で品の良い太ったおばあちゃんが
『私が座っても大丈夫!』と実際座ってみせてくれた
子供用のロッキングチェアー(chicago郊外)

古い家具はいい。そうそう買うものではないけれど、見て歩くだけでも楽しいし、
何処で作られたのか、どんな人が使ったのか、どういう経過をたどってここにあるのかなんて、様々思い巡らすのはとても楽しい。

素朴な模様も味があっていい。

また、家にひとつあるだけでも古いものは温かみを感じるし、不思議と現代のものとも調和してしまう。使い捨てではなく代々受け継がれ、大切にされてきたものをまた次の世代が修理して大切に受け継いでいく精神は、ある意味「エコ」なんだと思う。次の人もこの椅子を大切にしてくれたら嬉しい。アンティーク、好きだなー!


アンティークとは全く関係のない話。
普段は着物のデザイナーをしている知人が、このなんとも不思議な
オブジェを作った。金属を使ってかぎ編みした「指人形」なのだそうだ。
『うわー!面白いですネ。』って言ったらプレゼントしてくれた。
手の表情とか全体にアンバランスな作りが妙に面白くて可笑しさを感じてしまう。
一見して何の意味もないようなものだけど、癒されるんだよね。
それにしてもすごい発想!
                      こういうのも好きだなー!


2013年4月13日土曜日

贅沢なひととき

昨日、しばらくぶりにトリオをして楽しんだ。

 k さんのお宅で、ひさしぶりのピアノトリオ。
何の目的もなく、弾いて遊びましょうと集まって、
バロックの小品から始まり、最後はフォーレのトリオまで。

こうして、ただ弾いてあーだのこーだのと
おしゃべりしながら弾いて楽しむ、
最高の贅沢。
そして、そんな友人がいる事を
大切にしたいと思う。
いつかフォーレをちゃんとやってみたいなー。


ある演奏家が言っていた。
 フランスものはジャズに似ていると。
  響きのなかでどの楽器を優先するか、
  そのバランスが大事だと、、、。そうかー。


      来月また遊びましょうと約束して。





                        

2013年4月9日火曜日

きょうから

きょうから お稽古。

m さん 緊張の初お稽古

十数年ぶりに復活のわたし
背筋を伸ばして正座
静かな部屋で
しゅんしゅん お湯の湧く音を聞きながら頂くお茶

ひさしぶりに和の空気に浸った
心地いい時間。


 大切にしたい日本の伝統文化

2013年4月8日月曜日

Who are you ?

札幌の美味しい焼き菓子やお手製のイチゴジャムなど沢山のお土産を頂いた。

 ここの焼き菓子とても美味しい。
うれしいー!少しづつ頂きましょう。

kさん、 最近ずっとジャム作りにハマっているらしい。
砂糖も種類を変えたり数種類 混ぜたり工夫して作られるので
お店のジャムとはひと味違う手作りの美味しいジャムなのです。
前に頂いたマーマレードも美味しかった。


誰かと思ったら、
ときどき現れる ”おじさん” と呼んでいるネコ
以前 飼っていたネコが大好きだった
キャットミントの枯れ草の上でひとやすみして行った。

新しいのが届いた。密かな楽しみ。

2013年4月7日日曜日

これだけは、、、。

 ある日の朝食。
コレステロールは気になるが、これだけは譲れない。


トーストにバターなし なんて美味しさ9割減。
美味しいバターは他にもあるけれど、
今、一番気に入っているのがこのフランス産発酵バター「エシレ」
良質のバターなので、これだけで充分美味なのである。
ちょっとお値段は張るけれど納得のいく美味しさなのだ。
朝にチョットした贅沢を味わって、、、。

● エシレ バターのこだわり






木製チャーンエシレ村のあるポワトゥー・シャラント地方は、石灰分の多い土壌と西洋岸の温暖な気候に恵まれ、素晴らしい牧草を育みます。この牧草をゆっくり食む牛たちの、それもエシレ村から半径30km以内の酪農家の牛の乳のみを使って、エシレ バターは作られています。
エシレ バターの一番のこだわりは、木製チャーンによるチャーニング。牛乳から作られるクリームが殺菌・発酵の過程を経てチャーンの中でバターに練り上げられていきますが、現代では、ほとんどがステンレス製チャーンや連続式の製造機に置き換わりました。その中で、エシレはかたくななまでに木製チャーンにこだわり、伝統製法の味わいを今に伝えているのです。(エシレのサイトから)


2013年4月6日土曜日

素敵な器

前から気になっていた脂質と食生活についての話を聞いてきた。
要するに食事に偏りがないように、なんでもまんべんなく適量をバランス良く取るという事だった。分かっているけれど自分の好きな物に偏ってしまっている現実。
それとやっぱり日本食がいいかなと感じた。あとは適度な運動と。
明日の朝からラジオ体操でもしようかしら。

お話を伺う前、すこし時間があったので、暖かい陽のあたる窓際からボーッと中庭を眺めていたら、すーっと木々の間から木漏れ日が差してきて、あたりがきらきら輝いて見えた。

         ルノワール:ブランコ  (美術全集から)
木漏れ日の中、美しい女性がブランコに寄りかかりながら
二人の男性と語りあっている、ルノワールの "ブランコ " を思い出していた。

ブラック:果物皿とビンとマンドリンのある静物   
                              (美術全集から)
一時期はマチスやブラックなどの抽象画が好きだったこともあるが、
年齢とともにルノワールやモネのようなやさしい光を感じる絵が好きになってきた。
                       
     ミレー:晩鐘      

中学生のころ、学校に世界の名画のポスターを売りにきていた業者がいた。
朝、学校の玄関を入るとすぐの長い廊下にずら〜っと並べられたポスターに
おもわず目がくぎ付けになった。
なかでも、可愛らしい少女がふたり寄り添ってピアノに向かっている
日常の一片を描いたルノワールの ” ピアノを弾く少女 ” の絵に惹かれ、
                           確か50円で買った。

しばらく自分の部屋の壁に画鋲で留めて、(がびょうでというのが何とも!)
寝るときもちゃんと見える位置に飾って楽しんだ。
その頃、両親の部屋には A4サイズほどの小さい額に入ったミレーの " 晩鐘 "が壁に掛けてあったのを思い出す。夕暮れに遠くで鳴る教会の鐘の音に仕事の手を休め、祈りを捧げる農民を描いたチョットさみしい絵だった。最近、たまたまこの絵の本物を見る機会があって、見つけたときは懐かしさで涙が溢れ出そうになった。まさか本物に出会えるなんて思ってもいなかったから、、、、。


 

今、日本で人気のフェルメールやラファエロなんかも現地で観たらきっと日本で観るのと違った気分で鑑賞できるのかも知れない。





昨日、お昼ご一緒した友人宅の
すてきな年代物の輪島塗?の器
こういうのダ〜イスキ!タノシカッタ!

2013年4月2日火曜日

愛猫

ゆうべ、以前 飼っていたネコの夢を見た。
台所に立っている私の足元に来て、私を見上げて、
『オサカナチョウダイ!』『ササミチョウダイ!』
とネコ語でニャンニャン言うのだ。

庭のテーブルに乗って(6歳)

そうして足元にまとわりついてきて、今度は訴えるような目で
「なんとかなんとかお願い ! 」とでも言うように、
わざと蚊の鳴くような小さな小さな声で短く『ニャ!』と鳴くのだ。
『じゃぁササミあげるから待ってね。いまいまあげるから、、、ネ!』

晩年、尿路結石があったから、ネコなのにお魚を止められていた。
天国に行ったから、もう”オサカナ”をあげてもよかったのに、、、。
あ〜かわいそう。

夢の中でもわたしは病気を心配してササミにしたのか、
なんだか良くわからない。
ササミをあげる前に目が覚めてしまった。

こたつに入っている私のそばに来て、
両手をのばして腹這いになりながら
私の顔を甘えた表情で見つめることもあった。(晩年)
ぼやけているのは、可愛いい表情を急いでケータイで撮ったから。

この間、某大学の研究でネコが飼い主の声を聞き分けるらしいと言っていたけれど、
そんなのあたりまえでしょう。
わたしの自転車の音も聞き分けて、買い物から帰ってくると
まるで犬みたいに道路わきまで走ってきて嬉しそうな声で出迎えてくれた。

本当に愛すべきネコだった。


また夢でもいいからお顔見せてね!

2013年4月1日月曜日

組み立て

2ヶ月前に通販で買っていた物置を今日 m さんと二人で組み立てた。
自分で組み立てるつもりで取り寄せたのはいいけれど、
いざ組み立てするとなるとちょっと面倒くさいなと
寒いのを言い訳にずーとデッキに放置したまま、
箱を眺めてはため息をついていた。


最近はもういっそのこと便利屋さんにでも頼んでしまうかな
と思っていたところ、mさんが手伝うというので、
やっと重い腰を上げたのだ。

こんな時、性格が出る!
きちんと説明書を確認しながらじっくり丁寧に進める m さん。
一応、説明書は見るけれど、現物をみながら せっかちなわたしは
『あーでもない、こーでもない』とかえって無駄が多く、
結果的に時間がかかってしまう。
あまり積極的ではない私は m さんの主導で指示された通りに。

おつかれさま。

ミケッレさんの血を受け継いだ m さんは確実に事を進めるので、
結局ふたりで2時間で組み立ててしまった。
ミケッレさんの母もそうだったけれど、
その母の辞書には『めんどうくさい』という言葉がなかった。
m さんもその血を受け継いだのでしょう。
ともあれ、組み立てられて良かった、ありがとう!
アーヨカッタ!ヨカッタ!
これでやっと少し物が片付く。